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2020_03_30 02 市ヶ谷から水戸まで歩きます 一日目:市ヶ谷駅~柏南駅

東海道を歩く前に、どうしてもやっておきたかった東京から水戸までの行脚をやります。(現在進行中で実行中)

宿泊地点は基本は快活、全行程126㎞を一日20㎞~35㎞を目安にして歩くため、6日~7日にかけて行います。

察しの良い方はお気づきかもしれませんが、さすがに7日も休みなんかとれるわけがないので、快活を使わずに区切りのいいところで駅へ向かい中断して、またその地点から再開するという方針を取ることもあります。

あとこの行脚の記録の為に買ったカメラくんが、買ってすぐにバッテリー切れを起こしたので、一日目は画像無しでの更新となります。予めご了承ください。

 

仕事が終わっても帰らずにこの日は市ヶ谷駅に直行、確か着いたときの時刻は23時くらいだったような気がする。

市ヶ谷駅、着。

さっそく靖国通りに出て、九段下駅の方面へと向かいます。

千代田図書館やら昔よく使っていたなーなんて思いを馳せつつ九段下駅を通過して、今度は小川町駅の方面へと向かいます。

あと、めちゃくちゃ私情なんですけれど

この日の前日に三月末の大雪とかいうバグか何か?ってレベルで雪が降っていたせいなのと、深夜の0時を回っていたこともあってがちくそ寒いです。

こちとらネックウォーマーに手袋に靴下二枚に上着三枚に下着二枚のフル装備で臨んでいるのに、寒くて寒くて仕方がない。

しかし、終電に乗っても自宅まで帰ることはできないので、ひたすら歩き続ける。これぞ背水の陣。

 

新御茶ノ水駅まで来ました。ダメです、寒すぎて限界です。

限界なので、近くにあったすき家で牛丼大盛食って30分くらい現実逃避していました。

現実逃避して食う炭水化物の味は美味いか?美味いです。

これはもはや腹を括るしかないと決心して、再び歩き始める。

 

御茶ノ水駅を通過して上野駅に着きました。

試しに上野駅に入ってみると、もう終電終わってるから入ってくんなよ的なアナウンスがされていたので大人しく引き下がることにしました。

外ではホームレスの兄貴達が生きるための活動をしていました。馬鹿にしてはいけない。

構内のゴミ清掃とかやってたけど、あれで金とか貰えるんですかねえ~??

さてそんなオレは、入谷通を経由して国道4号線に合流します。

 

国道はやっぱり歩きやすいですねえ~

実は今回の水戸行脚、国道4号線の歩道を歩くだけで完結してしまうので、味気ないといえば味気ないです。

まあその国道を100㎞くらい歩くんですから本当に精神との戦いになるわけですが・・・

 

さて国道4号線をひたすらに北上して、千住大橋駅という京成線の駅に着きます。

尿意!尿意!尿意!

この行脚、かなり尿が生成されるもんで、トイレの位置とかも頭の片隅に入れておかないとマジで失禁します。タチションしてもいいけど人間としての尊厳を失うわけにはいかないので、そんなことはしない。

それよりもトイレを確保せねば、構内は閉まっているし・・・と思っていたら、駅に至るまでのアーケードっぽいところに他は皆コロナ自粛の影響で閉店してるのか営業時間終了してるのかわからないけれど、セブンだけが開いてあったのですぐさま入る。

そしてトイレにーーと扉の前に立ってみたら

「トイレをご使用の際は必ず従業員に一声おかけください。」

との張り紙があったので、店員の外国人兄貴にトイレ使用の許可を頂いて、ありがたく使わせてもらったのでした。トイレ代としてチロルチョコでも買っておいた。

尿の生成を助長するものをなぜ買ってしまうのか・・・うーんこの

 

県道461号線と合流するので、そのまま乗っかっていきます。やはり暗い。

そのまま突っ切っていくと、お次は県道314線と合流するのでここで乗り換えて左折。

進んでいくと荒川が見えてきたので、これを越える。隣に見えるのは京成線かな?

渡り終えたところで階段らしきものを降りて、このあとは今回のルートの要である国道6号線に合流するためにひたすら東へ猛進しました。

 

30分くらい歩いたところでようやく本編突入です!

開始が市ヶ谷の23時で現在時刻は3時、少しゆっくり歩きすぎたかな?

このあとは国道6号線をひたすら直進してお終い!となると思いきや、本当の山場はここからでした。

まず最初にとにかく寒い、前日雪降ってもなおこの寒さかと。

防寒対策の見直しは必須と反省していると今度は肩の痛みと眠気が襲ってくる。

手提げとリュックという装備で歩いていたのですが、この本数冊しかはいってない手提げが数時間歩いていると、地味に肩に負担がかかってくるようでしんどかったです。

そして眠気、いうまでもないでしょう。

仕事が終わって、そこから終電切ってまで歩いているんだからこれで眠くなるなという方が無理な話です。

疲労困憊な状態で歩いていると、ちょうどベンチとトイレがあるくらいの公園で30分くらい仮眠を取っていましたが、寒さで目が覚めてしまう。

寝る前よりも体温が低かったので、これはまずいかー?と内心思い始めるようになります。

腹を括って歩き始めること20分くらいかな?セブンが見えたので、カイロと温めてもらったメロンパンで寒さを凌ごうとするも大した効果は上がらず。

 

それでももう少し歩こうと1時間くらいは歩いたような気がしますが、そこからは

「こんな疲労困憊の状態で歩くことを続けても、かえって行脚が嫌いになるだけだろう。」

と判断して、金町という常磐線各駅停車の駅で中断することにしました。

 

しかし現在時刻は5時02分、ここから家に帰ってもどうせ堕落するだけだろうし、ちょうど財布の中にあった残り四回の青春18きっぷを使ってなにかできないか?と思案しました。できることなら、温泉地でも行って、疲労を回復させてから再びこの金町駅から再開したい。

そう思うようになって、群馬県伊香保温泉なら温泉に入ってもすぐに戻ってこれるだろうと考えて、早速金町駅の通勤客揉まれながら上野駅へと向かうのでした。

 

上野駅からは高崎線・前橋行きに乗り換え。

高崎まで一生眠ってたような気がする。一生分眠ったところで活力も湧いてきた。

新前橋でいったん降りて、上越線水上行きに乗り換え。

そこから数駅進んだところで、渋川という駅で下車します。伊香保の最寄り駅です。

伊香保までは関越交通バス580円で移動。

うたたねを挟みつつ、40分くらい揺られていると伊香保温泉に着きます。

第一感想としては、標高が高いという点。石段の街と謳うくらいなのだから当然といえば当然か。

伊香保に着いてからは、おそらく一番主要であろう伊香保温泉露天風呂というところまで20分くらいかけて歩きました。

道中、伊香保温泉の温泉水を飲むことができるスポットがあったので立ち寄り。

感想としては、十円玉を舐めているような味でした。

城崎温泉でも飲泉したことがあるけど、あっちは塩の味だったなーなんて思い出しながら直進したところで見えて来ました、伊香保温泉露天風呂。480円

赤茶色の湯が二つあって片方はぬる湯、もう片方はあつ湯でした。

シャワーは無し、前日が雪だったこともあってあつ湯ですらぬるく感じるほど。

夏は入りやすいんだろうなー、虫がそのときは湯舟にはいってて不快感強まりそうだけど。

 

失われた活力も戻ってきたところで、再び金町駅から再開するぞ!と決意が固くなったので、渋川駅まで戻り、上野→金町と戻り金町駅に到着。

 

金町駅に着いてからは、明朝のような疲労もなく、順調に歩を進めることができたように思います。

やっぱり目標は小刻みに、一駅一駅を確実に突破していくことを意識したからは、周囲の景色も楽しめたような気がするし、なにより行脚の楽しさらしきものも見出せたような気がします。

金町、松戸、新松戸、馬橋と順調に歩を進めたところで柏市に突入します。

今回の目標は柏市だったので、柏市に入った一番最初の駅である南柏駅で終了。

帰りに持ってる18切符で我孫子まで進み、唐揚げそばで有名な弥生軒で晩飯を摂って今回は装備を見直すために一度帰宅。

 

とりあえず一日目はこんな感じで終了、無理せず着実に!

そして小刻みにマラソンのラップを刻むように歩くこと。それを初日の感想ですかねー

二日目も引き続き歩いていくのでよろしくお願いします。

出は今回はここまで、ありがとうございましたー

 

本日のルートです。

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