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2020/05/13 相模湖→鳥沢 大月まで歩きます【二日目】

一日目の後は大人しく就寝して今日は朝の5時に目が覚める。

だらだらガチマッチをして7時くらいに切り上げて支度などを済ませて出陣。

今日の目的地は山梨県四方津、体力に余裕があれば大月市まで入り、鳥沢まで進みます。

 

 

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地元のスーパーで今日の相棒である、炭酸水1Lを購入。

常温で温過ぎて大して爽快感は無かったが、水分補給と腹が膨れるという二点を、この鳥沢までの徒歩旅で十分に発揮してくれたのでよし。

帰りの電車でも炭酸もう全部抜けている状態だったけれど、100㎖程度は残っていたので買った価値は十分にあったのではないかと思う。

 

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昨日の終着地点である相模湖まで戻ってくる。

天気はほぼ快晴で気温は26℃という初夏を彷彿とさせる気候だが、めげずに歩いていく。

 

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甲州街道及び国道20号

水戸行脚同様、国道沿いをひたすらに歩いていきます。

 

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街道とは一体、相模湖駅からまだ10分も経ってない場所でこの有様ですからね。

道が狭いよーーなどと嘆きつつ歩く。

 

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多量の雨が降るとここら一帯は通行止めになるそう、まぁ確かに土砂崩れとかしそうな道でしたからね。台風19号とかの時とか被害甚大だったんだろうなぁーと妄想しつつ歩く。

あと相模湖きれい。

 

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橋沢隧道を抜けると、工事なるものをやっていた。

なるほどさっきからやたら連続して車やらトラックが来るのはここの一時停止が原因だったのか、と一人で納得しながら歩を進めていく。

 

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相模湖を抜けて藤野の方面まで出て来ました。

甲州街道の吉野宿としてかつては栄えていたそう、てか休業長いな。

 

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前が見えないほど道が狭くなったり往来が激しくなったり、それを抜けたと思えばいきなり眺望のよい場所にでたりとてんやわんやだった。

三枚目の橋を渡った坂の先には、前回紹介した道志川の起点であり、山梨県の村としては最東端に位置する道志村という村があるらしいです。

 

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相模湖駅から歩くことおよそ1時間、隣駅である藤野駅まで到着。

一応まだ神奈川県、藤野駅は頂上に白馬のモニュメントが飾られてあることで有名な
陣馬山へのアクセスに良好な駅として知られています。

懐かしい、自分も登山部の最初の方に行ったような気がする。

まぁその登山部、結局幽霊部員になってやめたわけなんですが、

経緯が確かどっかの山登ってるときに、雪が若干そのときあって顧問の先生にアイゼン(要は雪で滑らない為のスパイクのようなものです、めちゃくちゃ先端が尖っているのが特徴です。)を貸してくれて、そのアイゼンを借りたんですけど、返しに行こうと一週間くらいカバンに放置したままにしていたら、偶然そのときカバンの中にモンスターエナジーを入れていて、どういうわけか気づいたらモンエナにアイゼンの先端の針突き刺さって中身がカバンの中から漏れ出すという事態が起きて、アイゼンがモンエナ塗れになって、これは返せる様態じゃないと絶望して、そっから返す気力も無くなってそれがキッカケで登山部は幽霊部員になりましたね。

今でも自宅にモンベルのアイゼンが眠っています、もうこの際洗って自分の物にしてやろうかなどとたわいもないことを考えつつ歩く。

まぁ登山するくらいなら徒歩旅していた方が楽しいから結局使わなそう。

 

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藤野駅から上野原までを淡々と歩く。

 

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山梨県入り兼上野原入り、そして上野原市街地を歩く。

これで関東一都六県は全て徒歩で回ったことになるのかな、いやでも群馬栃木がまだあるか、全然まだまだじゃねーか!

 

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少し早めに軽めの昼食、上野原駅に至るまでの道と甲州街道の交差点辺りの場所に位置する、『菓子処 植松』に立ち寄る。

ゆずまんじゅう145円をチョイス、名物はあん”どうなつ”だそう。

どうなつってひらがなで書くと強そうに見えません?どうでもいいですね。

ゆずの上品な香りと、ゆずを使った生地のしっとりとした食感がとてもよかったです。

あと水がセルフサービスだったので、冷水を紙コップ4杯分くらい喉に流して植松を後にする。

 

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上野原をさらに進む、最後に載せてある地図を参照していただければ分かるのですがここ上野原から次の隣駅の四方津を目指す際、今までは西に道なりに進んできたのですが、ここから先は急激な南下によって進むことになります。

道あってんのかこれ?と一瞬疑問に思ったりしましたが青看板兄貴がこっちで合ってると標識で物語っていたから。それを信じて進む。

 

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流石に昼飯足りないので、蛇行した道の先に見えたマツキヨで昼食をば。

牛乳割引されてあったから買ったけれども、正直言うと280㎖程度のものでよかったと思っている。さっき冷水四杯と道中の炭酸水が間違いなく響いてる。

 

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一枚目、なんだか山陽本線みたいな景色でよくないですか?

相生から岡山の区間でこんな風景合ったような気がします、とそうこうしているうちに四方津駅に到着。

ここで切り上げる算段もあったが、体力に余裕があるのでまだまだ歩いていく。

 

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次の駅、梁川を目指して歩く。

水戸行脚より圧倒的に狭い道と、橋なるものを渡った先についに大月市に突入する。

15分も歩いていないのにもう突入か、などと拍子抜けしつつ歩く。

 

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めちゃくちゃ美しい、相模湖のときと違って尺取虫みたいなやつもいないし最高。

相模川こと桂川を眺めつつ歩く。

 

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このコンクリート状のトンネルを抜けた先、中央本線と合流。

近くには梁川変電所があったり、この先で写真は撮らなかったが、こんな狭い道にもかかわらず停車してる車があり迷惑だなと思いつつ迂回はできないかと考えてると、そこに待ち伏せていたかの如く大月警察署のパトカーが現れて、すぐに移動をするよう促す光景を見て、大月警察署の仕事の早さを垣間見えることができた。

 

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梁川駅無人

地方とかは不正乗車防止のために、車掌さんが乗客の数記録したり、乗客がホームに降りた際に切符の確認を行ったり、ワンマン運転だと一番前のドアしか開かないからどうしても切符を見せなきゃいけないのに対して、ここ中央本線は電車が来ても車掌さんは検札をしないそうで、そのまま無人改札までたどり着けてしまう有様。

普通に都心から近いから悪用されているのではないかと考えていた。

 

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隣駅鳥沢を目指して歩く。

カーブが続いたり、合流した中央本線付近の道がガードレールで守られていて感動したりしていた。

正直水戸行脚よりも今回の行脚の方が難易度は高いのではないかと思ったほど。

毎回左側か右側か必ず道が狭い、酷いときには両方狭かったりする。

そのうえで左側を歩くか、右側を歩くかを毎回カーブがあるごと検討しなくてはならない、そして検討したあとは往来の多いトラックなどは来ていないか耳をすませて判断して、安全が確認でき次第左右の道の変更を行う。

一生それ繰り返していたものだからかなり頭を使って歩いていたように思う。

夜行行脚は流石にできない。

 

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鳥沢橋を渡った先にある自販機で愛媛河内晩柑を使用したゼリー飲料があったので購入してみる。

炭酸も抜けて温みを極めた炭酸水とは雲泥の差という感想がまず一つ。

二つ目書こうとしたけどそれがもうすべてです、はい。

振って飲むゼリーに、柑橘の香りとゆずの酸味を織り交ぜたような飲料と捉えて頂ければ。

 

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というわけで鳥沢駅まで無事到着。

この先にある鳥沢鉄橋まで歩いてもよかったのですが、三日目が名勝猿橋だけ見て終わるのもなんだか味気ないと思ったので今回はここまで。

 

次回は鳥沢鉄橋と名勝・甲斐の猿橋を見て終着の大月駅まで至る感じです。

 

最後にルートです!

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大月までめっちゃ近いですね、今日でゴールしてもよかったのですが駆け足旅が最近多いなと思ったので、たまにはゆっくり地に足を付けて散策してみるのもいいかな、と思い鳥沢で終了しました。

 

それでは今回も見てくださってありがとうございました!次回もよければ見ていってください。