2020/05/14 鳥沢→大月 大月まで歩きます【最終日】
※途中から口調が変わっていますが、これは日数1か月空けた状態で書いたことによるものです
前回中断地点の鳥沢駅より再開。
鳥沢駅は、無人駅でおっさんと自分しか降車した客がいなかったのだけれど、そのおっさん簡易スイカ改札機にタッチすら、切符を切符入れに投函せずに鳥沢駅を出て行っていた。
定期とかで大丈夫な扱いなのだろうか、少し気がかりに思いつつ鳥沢鉄橋を目指して歩いていく。
すぐそばのセブンで炭酸水1Lを購入、以前鳥沢鉄橋に訪れた際にもここでセブンのまるごとマンゴーバーアイスなるものを買ってフル稼働してる扇風機の隣で涼みながら食べていたのを思い出し、今回もキンキンに冷えた炭酸水を扇風機の風になびかれながら飲む、これが美味い。
引き続き鳥沢鉄橋を目指して歩く。
しばらく歩くと分岐
その分岐に従って歩いていくと、見えてくるのが鳥沢鉄橋
特段名所というわけではないが、毎回中央東線に乗っている際に絶景だなーと思いつつい、いつか訪れたい!と思って来たことが原点ですかね。
中央東線の区間では一番ここが好きかもしれない、中央西線の木曽谷沿いを走っていく風景も個人的には好き。
中山道行脚とかも面白そうではある、まだまだ先の話になりそうだけれども。
鳥沢鉄橋を見終わった後は、左側通行を絶対に許さない道と、曲線と狂気の道を通り、桂川を渡って猿橋の方面に出る。
あれがかの有名な猿橋かと、気分を昂らせて歩いていると思いっきり猿橋を通過してしまったので引き返す。
猿橋入口と、日立製作所の原点となった旅館・大黒屋が聳え立っていた。
名勝・甲斐の猿橋を観光。
この屋根っぽいものは腐食防止のための作りだそう。
通行料無料、ここの猿橋のすぐ上を見上げると住宅地があり、ここ猿橋は普通に猿橋駅に出るための生活通路となっているらしい。
すると道中に昨日に続き、菓子処があったので寄り道。
厚焼きせんべいが看板メニューらしいが、五枚入りで500円と流石に5枚は要らないので、おとなしく110円のうぐいす餅をチョイス。
よもぎの味っていう感じでしたね、普通にうまかったです。
んで、しばらく歩くと猿橋駅。
若干この茶色の部分は猿橋をモチーフにしたつくりなのかな?
歩行者注意喚起シリーズ、歩行者には気を付けよう!
とネタで今回言ってますが。こういう開けた場所ならまだいいのですが、トンネルとかになると歩行者に対する死の危険というのは何十倍にも跳ね上がります。
今年に入ってからでは、2月の下旬あたり、大分県臼杵市と津久見市を結ぶ国道217号線のトンネルで自転車を運転していた50代の男性の方が、トンネル内で大型トラックに跳ねられて死亡する事故が発生しました。
今回はトンネルのような難所は無かったからよかったですが、これより先、甲州そして甲府を目指すのであれば避けては通ることができない最大の難所、笹子峠があります。
その笹子峠、2㎞程度路側帯の存在しない新笹子トンネルと、歩くスペースもそれなりに確保されていてその代わり7㎞程度距離の増しで、熊も出る可能性のある峠を歩く、旧道の笹子隧道という2種類の道があるのですが、もし大月より歩く際はこのどちらを取るかを選択しなければならないでしょうね~旧道を選ぶことになりそうですけど。
比較的安全な道を歩きながら、あの山々は何だろう?Googleマップで調べてみると、山梨県大月市と甲府市の境目にそびえる、「小金沢山」というのだそうです。
小金沢山を眺めつつ歩いていると、大月市街との分岐が見えてました。
長く歩いた国道20号とも、ここでお別れ。
甲州街道って路側帯もあって歩きやすそうなイメージがあったけれども、全くもってそんなことはなく、徒歩旅の洗礼を受けたような気分でしたが、いい練習になったように思います。
反対側を見返すと、八王子まで48㎞の標識。もう少し歩いたような気がするのだけれども。
国道139号との分岐を発見。
国道139号というのは、静岡県富士市から山梨県郡内地方を経由して、東京都西多摩郡奥多摩町に至る一般国道ですね。
奥多摩まで抜けることができるのかと思うと、感慨深いものがあります。徒歩で行くとどれくらいかかるのだろう?と思いつつ先を歩く。
ということで着きました大月駅
JRと富士急行線とで、駅舎が違うのに趣を感じますね。
さっそく帰りの切符を購入して改札に入ります。
富士急行線に乗って河口湖まで行って河口湖でも眺めようとう算段も無くはなかったのですが、資金に余裕がなかったのと、早く帰りたいという意志が先行したので今回はパスしました~
都市部でもないのに、駅そば
立ち寄ることに。
ざるそば大盛、メンチカツで確か680円だったかな
美味しかったです、徒歩旅のあとのざるそばとお冷は身に染みるものがありますね~
ざるそばを食べ終えたところで、立川行きの電車に乗ってこの大月への徒歩旅も終了です。
熊鈴をつけた状態で歩くという訓練も兼ねて、もしかすると今後、大月より先の甲州甲府を歩いて、そこから気が向いたら、もしかしたらその先の長野まで歩くみたいな感じの旅程を組むことになるかもしれません。
とりあえず今回はここまで、見て下さって誠にありがとうございました。
拙い内容ではございますが、旅の記録を纏める訓練として今後も継続していこうと思います。