2020_04_10 07 市ヶ谷から水戸まで歩く 最終日【水戸→大洗】
セカサです、水戸行脚最終日やってきます。
本来なら昨日の内に大洗まで歩いてもよかったのだけれど、30㎞歩いた負荷が次の日になっても消えてなかったため水戸に着いた翌日は休養日として、群馬の小野上温泉と宇都宮の餃子を食べに行ったりと漫喫していましたとさ。
というわけで休養日の話はここまで。
脚の状態も回復してきたところで、ここからは最終日のお話
水戸駅を9時40分に出る
今回歩くのは茨城県水戸市から千葉県千葉市までの約120㎞を結ぶ、国道51号線。
主な通過地は
四街道市、佐倉市、成田市、香取市、茨城県稲敷市、潮来市、鹿嶋市、鉾田市となっているよ。大回り乗車でよく見る地名ばかりだなーと
いきなり山道で興奮している
この前の台風のせいで水戸~郡山の運転は取り止めており、現在は確か袋田の滝の最寄駅である袋田駅の一個前くらいの西金駅までしか運転していない。
そこから先は代行輸送バスに乗り換えての移動となる。
あぁ、袋田の滝の氷瀑いつかみてみてぇなぁーなんて思いを馳せつつ歩く
常磐線下り日立・いわき方面かと思われる
大洗早めに切り上げて日立駅みにいくぞーなんて考えてたけど結局行かず終いで終わりました。
日立駅の真価は日の出の時にこそ発揮されると思っている。
日中やら日没のときにいってもねぇ・・・
樹木でも倒れてるのかと思った。桜川の堤防らしい。
水戸市街を俯瞰するように歩いたところで、左折します
ひたち海浜公園でネモフィラ鑑賞と行こうかと思ったけれど、コロナとかいうやつのせいで当分は休園らしい。お前だけは絶対に許さない
なるほどこりゃ安心だぁ(恍惚)
土浦から石岡まで歩いた夜道がこの行脚で断トツで怖かったです。あと取手~藤代も。
後者に限っては反射板すら懐中電灯すら携帯せずに闇中行軍だったから本当に怖かった。平和になったもんだ、やっぱり平和が一番!ピース!!
水戸名物(?)こと天狗納豆
友人と水戸来た時に、水戸の納豆なんて近所のスーパーで4パックで50円程度で買えるのに、700円くらいかけてがちもんの藁に包んである納豆買ってるのみておいおいまじかよとか突っ込んでた思い出がある。けっこう旨かったらしいけど。
イオンちっさ
バシャの性格によく使ってた
茨城交通のラッピングバス
千葉がバグってるのは分かるけど鹿島神宮のある鹿嶋まで50㎞もあるんすねぇ
水戸から鹿島神宮までが確か、1590円だったはずだから妥当といえば妥当か
あとはスプラで行った海浜幕張の闘会議とかそこらへんか、懐かしい
二度と会おうことはないでしょうとか言ってたけれど、国道6号線と合流
魔法陣か何か?
日立方面に進みたくば、案の定この田園風景と共に歩くしか術はないらしい
毎回立体は面倒だし、他の国道とか県道使って行った方が難易度下がりそう
この辺から海風が若干だけどなびいてくる。涼しい
ちなみに歩いてるときは半袖の状態で歩いているよ、暑がりだから仕方ないね
道中、和菓子の銘菓でも作ってる老舗なのかな?その本舗である
『都炉美煎本舗』に立ち寄る。
前々から気になっていたねぎみその水戸大判をチョイス
ドリップコーヒーがおかわり自由だったのでありがたく頂かせてもらった。
このドリップコーヒーが物凄く美味い。水戸大判の味が霞むくらい美味いといっても差し支えないほどうまかった。
てかこの組み合わせなんだから霞むに決まってんだろー!!洋菓子を頼むべきだったと若干後悔、ともあれコーヒーはほんと美味かったので是非
水戸大洗IC、これでもかという歩行者ガチアンチっぷりに敬意を表したい
当たり前なんだけれどもね
しばらく歩いていると大洗市街との分岐が見えてくる
神磯が目当てなので左に進む
坑道か?
峠とかいくとたまにみるなんちゃら隧道みたいなやつすき
たけーよ、落札する人いるのか??
涸沼(ひぬま)川
大本命の大洗入り!!うれしい
緊急事態宣言なんか知らないってレベルで工事してる真っただ中でビビった
これはこれでレア?大洗駅
ガルパンおじさんご用達の設備やらポスターが散見
一番びっくりしたのは駅員さんっぽい人がガルパンのガチャ引いてたところだね、同僚っぽい人に「オタクかw」と若干からかわれてて微笑ましい光景だった。
制御盤
近辺を示す路線図
長者ヶ浜潮騒はまなす公園前って名前なげー
因みにこの国で一番長い駅名は、等持院・立命館大学衣笠キャンパス前(とうじいん・りつめいかんだいがくきぬがさキャンパスまえ)
南阿蘇鉄道の南阿蘇水の生まれる里白水高原駅とかネズミーランドの駅名とかがだろうと思ったら最近になってこの立命館が覇権を握るようになったらしい。
ガルパンは知らないけど、右から二番目の子かわいい定期
大洗マリンタワーまで歩く
33-4
まぁそりゃそうだわなって感じ、大人しくほかの場所に
アウトレット
つくばといい結構な頻度でアウトレット来てるような気がする
アウトレット付近のスーパーで昼食
大洗要素がまるでない
美味かった、神磯を目指して歩いていく
いうて1.4㎞だそうだけれど
海岸らしき場所に出る
猛々しい感じいいぞーこれ
逆光ver.
この塀の部分でリュック枕代わりにして30分くらい眠っていた
漣の音と共に眠るの超気持ちよかったです。
大洗磯前神社、ついに来ましたね
神磯までもう少し
神社の中に神社って感じか
本殿で参拝
絵馬のガチっぷりに愛を感じる
神磯ではない
香川県観音寺市のゆゆゆ(結城友奈は勇者である)の聖地にもなった高屋神社を思い出しますね、あの登山と階段はなかなか楽しかったなーなんて回想に耽る
着いたああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!
ちssssssssssssssssssっさ!!!!!!!
もっとこう威厳のある感じかと思ったのに拍子抜けしてしまった。
これ以上近づくなみたいな看板があるんで、これ以上近づけないんですよね
あの鳥居の前まで行きたいんですけど、それは叶わない模様
あぷりのちからってすげー
次来る時があるのであれば朝方にきたいものですね
なにがともあれ六日間に渡る、およそ120㎞の水戸行脚はこれにて完結
歩き終えての感想としては、雨風凌げる家があるってだけで感謝に値するのだということ、兎になろうとせずに亀の如く味わって歩くことで今までの自分に足りないものだったり、新たな観点から自分という人間を観察できたような気がします。
鉄道旅の守られてる感じに飽きて、剥き出しの命を曝け出すような旅がしたいと思って始めた徒歩旅でしたが本当にやっておいてよかった。
特に取手~藤代間と土浦~石岡間の夜行行脚、暗闇の中、懐中電灯を握りしめて隣を大型トラックが通り過ぎていく音を聞いて、発汗と恐怖と格闘しつつ、自分が本当に成しえたいことは何なのかを自問自答しつつ、決意を固めながら歩を進めていく。
鉄道という揺り篭の中では絶対に会得することができないものを行脚は教えてくれたような気がします。
さて今後ですが、行脚を通じて考えたことを実践する期間に入るので徒歩旅はしばらくしない予定でいます。
次はかるーく箱根越えでもやりたいですね
長々と終盤書き連ねてしまいましたが今回はここまでということにしますかね
最後にルートです
まぁ当分は体休めつつまったりやってく方針で!
それではありがとうございましたーーーーー